基準・販路・コストの違いが“数万円差”を生む

同じiPhoneでもA社とB社で査定額が大きく異なるのはなぜでしょう。理由はシンプルで、査定基準・販売ルート・運営コストが各社で違うからです。たとえば一律基準の下取りや総合リサイクル店は、高度なモデル別評価が難しく、価格は控えめになりがち。一方、スマホ専門のオンライン買取は相場の反映が速く、機種・状態・需要を細かく加点できます。

販路の広さが提示額を押し上げる

国内外に安定した販売チャネル（国内中古市場、海外需要、法人・修理業者、部品ルート）を持つ業者は、再販見込みが高いぶん買取価格を強気に提示できます。反対に販路が狭いと、在庫リスクを見込んで査定は保守的になりがちです。

運営コストとキャンペーン

店舗費用を抑えられるオンライン型は、そのコスト優位を価格に還元しやすいのが強み。また集客競争の激しい業界では増額キャンペーンやまとめ売りボーナスが用意されることも多く、タイミング次第で提示額に差が出ます。

最終受取額を比べる

比較時は“提示額”ではなく最終受取額（送料・振込・査定・返送などの手数料控除後）で判断を。無料査定を複数取り、条件と金額の両面で納得できる業者を選ぶのが、損を避ける近道です。